カテゴリ:☆ 書籍(読後・毒語)( 2 )

『大切なことは60字で書ける』 高橋昭男(新潮新書)

たまには「読後所感」を。

『大切なことは60字で書ける』 高橋昭男 714円 新潮新書2005年1月

一読するだけでタイトル通りに実践できるものなら、この文章も 60字で終わるはずだが、そうはいかない。
「メッセージとしての文章の書き方」すなわち、正確に、印象深く伝える方法を説く。残念ながら目新しいものは何もない。曰く、

  • 短文を書け
  • 積極文を使え
  • カタカナ語を減らせ
  • 文章の型を利用せよ

そんなこと誰でもわかっている。世にあまたある指南書も同じことを指摘しているではないか。そんな指導は食傷だ。

タイトルの「60字にまとめる」の部分は、全190ページ中、20ページにすぎない。タイトルに偽りありといわざるを得ない。『伝わる文章の書き方』とすべき内容だ。ただし、こんな地味なタイトルでは誰も手にとってくれない。出版社の苦労が偲ばれる。

ジョン・レノンの「イマジン」とか、SMAPの「世界で一つだけの花」の歌詞を 60字にまとめられても、あまり楽しくない。

最後の最後になって、発見があった。

『フード・マイレージ』
『エコロジカル・リュックサック』

この本は、文章講座なのだが、例文に環境問題を扱うものが多い。著者の関心を示すものだろう。

文章指南書を読むときは、斉藤美奈子『文章読本さん江』に一度は目を通しておく必要があると思う。

『まとめ』
  • 文章読本としては、目新しい点に欠ける。
  • 図書館で読むか、数人で回し読みするには適。
  • 題材は比較的新しい。その分長く読み継がれるのは難しそうだ。


私は知らなかった
[PR]
by ascesis | 2005-01-27 12:52 | ☆ 書籍(読後・毒語)

新書読み

超簡単! ブログ入門
-- たった2時間で自分のホームページが持てる
増田真樹 角川oneテーマ21 (B-63)

先週、書店で見つけ購入しておいたもの。190ページの新書だが、内容が薄いため、1時間で読了。

著者は、
「ブログは町おこしの祭りのようなもの、多数が参加することで情報価値が高まる(可能性がある)。さあ、あなたも参加しよう。」

とまとめている。

この楽観論は、ネット普及前に「だれでもサイトが持てる。ホームページを作ろう。」と、皆が浮かれていた時と同じではないか。確かにサイトを立ち上げるのに比べ格段に作業が少なく、更新も楽、トラックバックも個人サイトでは困難だ。

せっかく、新書1冊にまとめるなら、問題点も提示して欲しかった。
私には深く指摘することはできないが、たとえば、「顔(サイト入り口)」の個性がなくなっていることとか、匿名の個人攻撃への防御が不完全であることとか。

以上のような、些細な不満点はあるが、ここ excite を含め、数カ所の無料・有料のブログサイトが紹介されており、アフィリエイトの説明、用語解説、おすすめブログ紹介もある。
一読の価値あり。(ただ半年もすれば、内容は旧態・陳腐化する可能性が高い)



西区・小戸(おど)
ホームセンター・コーナンは福岡では知名度が低い。
かつて、「オサダ」が営業していた場所。(オサダもローカル企業だった。)
DIY 趣味(日曜大工とか、ガーデニングとか、自宅改装とか)の人には楽しい所かもしれないが、私には「めぼしい物」は見つけられなかった。
c0017665_19324423.jpg
*ist DS + Sigma 18-50/F2.8 + ACDSee7 (1024 x 681)


向かいの土地がかなり広く整地されている。
またマンションか?それほど便利な場所とは思えないのだが。
[PR]
by ascesis | 2005-01-14 12:48 | ☆ 書籍(読後・毒語)