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スクリュー

イカ釣り船を見て振り向くと、
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本当は、このスクリューモニュメントが目的で、イカ釣り船が「ついで」でした。
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*ist DS + SIGMA 18-50mm/F2.8 + ACDSee7


スクリューの大きさを強調するためには、羽根の上に子供を座らせるのが最適と思いましたが、そうそう依頼できそうな子供はいません。

こんなに大きなスクリューを使う船は、この港には入港できそうにありません。港の規模とモニュメントがアンバランスだと思いました。(近くにある、造船所の意向があったものと想像するのは考えすぎ?)

夏は直射日光で熱くなり、冬は寒い。曲面ですから座る、ものを置くにも利用できません。金属製で、落書きもすぐに消すことが可能です。見るだけですから、このモニュメントは長期間保存が可能です。(荒らしようがありません)

スクリューのお勉強
  • 150年前までは 船の運航は風まかせの帆船か、 人力で櫂をこぐものしかなかった。
  • 蒸気機関発明後はパドル式(外輪船)=現在は琵琶湖、ディズニーランドの観光船にその姿を残す。
  • 1836年 スクリューの発明;「フランシス・スミス」 Francis Smith
  • 1845年にイギリス海軍省の公開実験:「スクリュー式」の蒸気船ラトラー号と「パドル式」のアレクト号の後部どうしをワイヤーで結び、綱引きをさせスクリュープロペラをつけたラトラー号の圧勝(両船とも 800トン、200馬力)。その後イギリス海軍省は率先してスクリュープロペラを採用。
  • 一般に小型船は2枚プロペラ, 1000トン以下の船で3枚,1万トンクラスの船で4枚, 5万トンクラスで5枚, 10万トンクラス以上だと直径7メートル6枚翼プロペラ
  • 日本の船舶プロペラの約70パーセント、世界の船舶プロペラの約30パーセントを造っている会社=ナカシマプロペラ(岡山市)


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by ascesis | 2005-03-12 10:33 | ☆ 路上観察
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